エンペラーと呼ばれる理由

干支が丑から寅に変わり一月も半ばを過ぎたというのに、相変わらず秋篠宮家関連の話題は尽きることがないのですね。


最近は、「本当にもうお腹いっぱいです。」という思いで KK   M子 A家 と言ったワードは視界からシャットアウトする様にしているのですが、旦那さんはまだまだ興味が尽きないようで YouTubeを観ては感想を述べてくれはるので、チラチラと情報が入ってきます。。


昨年12月の、愛子様が成年皇族になられた報道で「あぁ、心が洗われるなぁ。皇族の方の報道を観た後の感想は、こうあるべきだなぁ」と思い、久しぶりに皇室関連のニュースで心が穏やかになっていたのに、そのままではいさせてくれないのね。


その成年行事の報道の際にも、今後の皇室のあり方を様々な方が、様々な立場から発言されてましたね。

その中でも、某新聞社の関連の方の言葉に違和感を覚えたのを思い出しました。


「イギリスや他の国も、女王や女系を認めている。なぜ日本は認めないのか?もっと世界に目を向けてグローバルになっていかねば。(遅れをとっている)」的な内容でした。

いやいや、どうして、日本独自の皇室(皇族)が、世界を見習わねばならないのですか?

王(キング)よりも上の皇帝(エンペラー)と呼ばれる世界でただ1人の存在である天皇陛下

他国の何を見習えと⁇


大日本帝国の君主であったから、エンペラー(皇帝)と呼ばれているわけではなく、17世紀にはすでに欧米人の中で、天皇はエンペラー(皇帝)と呼ばれていたのだそうです。


江戸時代に来日し「出島の三学者」と呼ばれたうちの1人シーボルトよりも130年前に来日したドイツ人医師のケンペル氏が1690年からの2年間の日本滞在後、帰国して著した「日本誌」という書に天皇=皇帝だという記述があり

日本の事情に精通しているケンペル氏が、天皇と将軍の称号は中国皇帝にも匹敵すること、歴史的な経緯もよく理解したうえで「皇帝」とした。

彼の死後、「日本誌」は英訳して出発されベストセラーになり欧米人の中で定着し、ペリーも来日の際には天皇を皇帝と呼んだそうです。

ケンペル氏は、日本誌の中で、天皇は紀元前660年に始まり、当時(1693年)まで続いていること

同じ一族の後の直径子孫達が皇帝位を継承し、天照大神の一族とされていること

人々から深く敬われていることを説明し皇統の万世一系が日本では重んじられていることに言及していた。


いまでも、諸外国からエンペラーと呼ばれるのには、尊敬に値する長い長い伝統があるからだと思う。


こんなにも古くから、脈々と受け継がれてきているものを「国際化だ!男女平等だ!古くさい!」などで片付けて、形を変えてしまって良いものだとは、私は思わない。


外国の王室でよく聞く「王位継承第○位」

漫画や小説が好きでよく読んでいるけれど

「A国の王が、実はB国の王位継承第○位でもある」的な記述がちらほら出てきて「いやいや、何それ?国が違うやん?凄い設定やなぁ(汗)」と昔は思っていた。

でもあり得るのよね。

というか結構ゴロゴロしてるのねー。


女系王容認の国に、他国の王家出身の女性が嫁いできた場合、その子どもには母の出身国の王位継承権が発生するんだと。

更に祖母、曽祖母も他国の王家から嫁いでたりすると、さらに他国の王位継承権も発生するんだとか。。


ややこし過ぎる。。


日本が女系や女性宮家を認めて、なおかつその人が外国に嫁いだりなんかして、その子供が皇位継承権を持つとか・・考えただけで卒倒しそうになる私は、根っからの右、日本万歳!なんだろうな。

護れるものは、護ろうよ。

万世一系、凄いよ。他の国ではやろうと思ってもできなかったところもあるんだからさ。