皇位継承問題について思うこと。
小室圭さんと眞子さまの結婚問題が出てから、ずっと気になっていたこと。
正直なところ、男系と女系の意味について知ったのはここ数年。
父親が皇族の血をひいていると男系。
母親が皇族の血をひいていると女系。
今までの天皇陛下は、万世一系で一つの血統が脈々と受け継がれてきた。
これほどまでに長い間、一つの血統で続いてきた王室(って表現はおかしいかな)は
他にない。それゆえ世界から特別にみられているのだそう。
女性は遺伝子にXX染色体を持ち、男性は遺伝子にXY染色体をもつ。
このY染色体を紡ぐことができなくなるから、女系天皇は認められてこなかった。
ここ最近、皇室関連の情報を見ていて思うのは、愛子様はとても素晴らしいお方で
次期天皇になられるに相応しいかたであるということ。
愛子様が天皇になられても、愛子様は父方に皇族の血が流れているから問題はない。
いままでも、長い歴史のなかで男系の女性天皇がたったことはあるそうだが
中継ぎのような役割だったという。
男系の女性が天皇に絶対になれないというわけでは無いそうで
その場合は、男系の皇族男子を婿にするとの規定があるそう。
天皇陛下、雅子様、愛子様や、秋篠宮家以外の皇室の方々の素晴らしさを改めて知り
眞子さま、小室圭さん問題を同時に見た今、
ここにきて、旧皇族の復帰をと言われる訳がわかった気がする。
天皇陛下の代替わりが、殺し合いや暗殺などとは違い平和的に行われてきたのは
国民からの尊敬の念と、皇族の方々の「皇族として恥ずかしくないように」との思いによって天皇家が支えられてきたからだと思う。
女性宮家を創設するとなると、小室さんのような野心的な男性が皇族になるかもしれない。そんな野心満々の人が何をしでかすか・・考えただけでも恐ろしいことだと思う。
男系の女性が天皇になられても良いとは思う。問題はそのお子様の代。
仮に女系天皇が容認され愛子様が天皇陛下になられ、一般の男性と結婚なさったとする
お優しい愛子様が、何代も続いてきたy染色代がご自分の代で途切れる事を思い悩まれたり、することはないだろうか。
旧皇族が復帰され、そのどなたかがお相手となると、Y遺伝子が受け継がれるのでお子様も男系になる。
今どき、血統だなんだ古臭いといわれるかもしれない。
けれど、その古臭いことを守ってこられたからこそ、今世界中から尊敬の念で見られる天皇家があるのだと思う。
だから、保守派も革新派も納得がいく愛子様天皇希望の道筋として、旧宮家復活しそのなかのどなたかと思いあうことができれば良いなと思う。
もともと、今旧皇族と呼ばれるかたがたを皇族でなくしたのは、GHQであり
その理由自体が、これだけ国民から尊敬され、心の支えとなっている天皇を一気になくしたら大変な反発がおこるであろうから、緩やかになくなっていくように
数を減らすという目的だったので、日本の国民の思いではなかった。
現に菊栄親睦会として皇室との繋がりは今もあるそうで、ご本人がたの同意が得られれば、復帰して頂くことになんら不満は無いなと思います。
むしろ、一般の小室氏のような方が入るよりは道理にかなっているかと思います。
「男系男子」は男尊女卑ではない。
現に女性は結婚すれば皇族になれるけれど、一般の男性は決して皇族にはなれない。
これは、男性の方を締め出すシステムであり、決して女性を下に見ているわけでは無いと。
天皇論という本を読んで、天皇陛下のお仕事を知り頭がさがる思いがした。
何時間も、冷たく固い板の間にお座りになり、国民の為に祈る。
もし女性が天皇になったら、妊娠出産期等はとんでもなく大変な思いをされると思う。
私なら、無理だ。