三方よしとはいかないものか
2024年アメリカ大統領選挙についてのYouTubeをみて、そういえば2016年の選挙では
「ヒラリーさん、絶対ならないで」と願っていた事を思い出した。
なぜかというと、それ以前に「13時間 ベンガジの秘密の兵士」という映画を観ていたから。
あの辺りの事を、上っ面を撫でただけでそそんなに詳しく学んだことがなかった私は観始めてすぐに
「えっ、待って 背景がわからない。
何故トルコが出てくる?2月17日殉教者旅団ってなに?え?この人達は味方なの?敵なの?」
とハテナ?が頭の中を駆け巡りながらも とりあえず観終えて、ちょっと調べてみた。
リビアのベンガジの領事館が襲撃されて大使が殺さられる。それを守ろうとした数人の民間人の話。
この襲撃は、当時のオバマ政権が「イスラム冒涜映画に怒った一般の人々が起こした」として映画制作者を連邦刑務所に収監したそうだけれど
真相は、カダフィ大佐を倒したい反対勢力に米国が与えていた武器等を、次の支援先であるシリアの反政府勢力に持ち込むため回収をしていたが
携帯式防空ミサイルシステム等を回収されたくなかった人々による 回収阻止だった説が濃厚だそう。
(実際、米国からベンガジに供給された武器は恐るべき速度と範囲で武装組織に流れていたことが、国連にも報告されている。そんな美味しいものを回収されそうになったら、そりゃ抵抗するよね)
この武器提供の直接中心人物がヒラリーさんだった。。
一人の人間を変な言いがかりつけて刑務所に収監する前にやること他にあるのでは・・
この事件の際、領事館(実は派出所だった)から数時間の距離で訓練を行っていた特殊部隊は「行く必要なし」の指示を受け、たった2キロ先にあったCIAの詰所には「待て」の指示があったと。
「いや、アメリカ人がピンチですよ?助けに行ける場所に最適な人々配置されてますよ?」
行かせられない理由もあったのでしょう。
米国は、大統領選が国家元首であり為政者であり米軍の指揮官でもある。
そんな立場に、ヒラリーさんは怖いなと思ったのだ。(他の人も似たり寄ったりだろうけど)
更に、そもそもイスラム教って?イランイラクって?アフガニスタン紛争って?湾岸戦争って?と調べていき
「アメリカ、最初はムジャヒディーンをめちゃくちゃ支援してますやん。その後のビンラディン周辺との関係って・・手のひら返しすごいなぁ。
手のひら返しというか、冷戦当時のソ連に負けへんで!!の意地の張り合いの結果なんやろうけど・・他国は巻き込まないで・・」
日本いじめ、バブルの原因で今も日本経済に尾を引くと言われるプラザ合意。
バブルが弾けた、って言うけど
「日本調子良いなぁ、ここらで叩いとかなの米国の意思の元、はじけさせられたんやと思うけど・・」
そのおかげて、どれだけの日本人が苦しんだことやろか。
世界から日本への物資の供給を全面ストップする圧力をかけ、日本からの話し合い要請に応じず、自国に従わせようとして送り付けられたハル・ノート。
イスラエル問題の時の「大統領選選挙近いから、ユダヤの組織票が欲しい!そのためにユダヤ人に有利な土地分割をゴリ押し」も。
いやいや、住むのはあなた達じゃないですよね?
自分達を有利にするために自国以外の国を引っ掻き回すのやめてくれへんやろか?
自分の、置かれた状況を最大限よくするために利用できるものは全て利用する。手のひらを返す。
それが戦略的外交だと言われればそうなんだろう。悪いことだとは、一概には言えないのかもしれないが・・
ただ、自分の住む国が、他国の良いようにされる様は見ていて歯痒いものがある。
中国人の日本での留学ビザによる国民健康保険加入。中国残留孤児が呼び寄せた中国の家族が生活保護を申請た際の医療費や療養費(何故、外国人の治療のために国民の税金を使うのか、、理解に苦しむ。生活保護なら自国で受けてくれ。)
本当に日本の為を思って日々活動される一部の政治家の方々が、もう少し世界に対して強気に出るには、身内に巣食う敵の排除が必須項目なのだろう。